クロード・モネ「睡蓮」
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クロード・モネ「睡蓮」

限定300部

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国立西洋美術館の礎、松方コレクションの代表作
色彩豊かな印象派の絵画空間への誘い

画家を魅了した水と反映の風景

色鮮やかな睡蓮の花々と水面に映る柳や空、垂直方向に強調された筆触と濃い水の青は、水中の奥深くまで観るものの意識を導いていく。――東京・上野の国立西洋美術館の収蔵品の礎となった「松方コレクション」を代表する一枚、「睡蓮」は、モネが、1914年から1926年にかけて制作した大装飾画を構想する過程で制作した作品と考えられており、晩年のモネの様式をよく示す重要な作品です。
1890年代末から30年近くにわたり、モネはジヴェルニーの自宅の庭に造った睡蓮の池を題材にした200点以上の作品を制作しました。当初は視点を引いて、池の周囲の景色も描き込んだ作品を制作していましたが、次第にその視点は水面の表現へと集中し、水面に映る周囲の草木や空の反映、水面の睡蓮、池の水が一体となった空間表現の探求へと向かっていきます。
この作品が制作された1916年頃のモネは、視力の衰えを自覚する中、睡蓮の池を題材とした大装飾画への取り組みのさなかにありました。池を描いた作品を一周に配した装飾、という基本構想のもとに制作された8点の大作が現在オランジュリー美術館に設置されていますが、そのうち本作「睡蓮」は、第一室の東の壁にある「緑の反映」に関連付けられています。画面全体に描かれた睡蓮の池の水面は、一見すると装飾的な平面構成ですが、そこには水面、反映像、水底という異なる層の重なり合いによる、深みのある絵画空間が形作られています。

モネと松方幸次郎
国立西洋美術館の礎となった松方コレクションは、川崎造船所(現・川崎重工)の初代社長、松方幸次郎が1916年から1937年頃のロンドンやパリを中心に収集した美術品によって築かれました。「我が国の人々が西洋人の心理を理解できるようになること」をめざし日本に美術館をつくりたい、日本の若い画家たちに本物の西洋美術を見せたい、という気概をもち2000点以上にのぼる西洋美術品を収集した松方は、当時流行していた印象派の作品も図多く購入しました。その中でもモネの作品は、現在33点をコレクションしていたことがわかっており、そのうちの15点前後は松方がモネから直接購入したものと考えられています。モネは「睡蓮」の大装飾画に関連する作品をアトリエから出すことはありませんでしたが、唯一の例外として松方だけには本作「睡蓮」と、「睡蓮、柳の反映」(国立西洋美術館蔵)を譲りました。当時の西洋の画家たちに影響を与えた浮世絵を生んだ国から来て、熱心に西洋美術を蒐集し日本にこれを紹介しようとするこのコレクターの来訪を、モネはたいへん喜んだと伝えられています。
モネの作品を含む松方が収集した一万点以上にものぼる膨大なコレクションは、時代の波にのまれ一度は離散しますが、1959年に375点の作品・歴史資料(書籍5点を含む)がフランスからの寄贈返還という形で日本に戻り、その保存・公開のため設立された国立西洋美術館に収蔵され現在に至ります。複雑な運命を辿った松方コレクションの中には大きく破損したり火災で焼失したりするなど、厳しい環境におかれた作品が数多くありましたが、本作「睡蓮」は当初の状態がよく保存されており、現在では国立西洋美術館を代表する作品のひとつとなっています。

作品解説 モネ「睡蓮」に寄せて
1959年、松方コレクションが建設なって間もない国立西洋美術館にもたらされたとき以来、この作品はコレクションの中心であり続けた重要なものである。その理由はいくつかある。第一に印象派の画家モネが晩年のエネルギーを傾注した縦2メートルの大型の「睡蓮」シリーズに取り組む、早い時期のものであること、第二にモネが自分のアトリエを訪れた松方幸次郎の求めに応じて直接に引き渡したものであること、第三に、この手の大型作品にありがちなカンヴァスの裏打ちが施されていないことである。
松方は1920年代初めにモネと知り合い、ジヴェルニーを訪れてアトリエに飾られていたこの作品に魅了された。当時松方はヨーロッパ各地で美術品を買い求め、かなりのコレクションを形成し、その一部を日本に送り出していたが、関税の関係でパリやロンドンに残ったものもあった。この「睡蓮」はロダン美術館の礼拝堂に400点ほどの作品と一緒に預けられ、幾度か日本への輸送の話もあったが、第二次世界大戦が勃発するまでそこに留まった。松方は日置三郎という部下にパリにある作品の管理を託していたが、日置は栓かの危険を避けて自分の田舎の家にこれらを避難させた。アボンダンというその田舎の家は、保管環境が整っていなかったため、いくつかの作品はひどく破損したが、この「睡蓮」は破損を免れた。
厳しい環境にあったにも拘わらず、2メートル四方の「睡蓮」が、戦争中の保管と輸送にも耐え、今日まで制作当初の姿を保つことができているのは、奇跡に近いと言えよう。大きな筆触で大胆に描かれた睡蓮の花や葉は、近くに寄ってみるとモネが描いたままの絵具の盛り上がりも確認できる。裏打ちという、表面をいくらか平坦化してしまう補強がなされていないために、その生々しい姿が保たれた数少ない例なのだ。水面を斜め上から見下ろしているために池の面だけが切り取られ、水の表面にはしだれ柳の枝が天地逆にうっすらと映っている。モネ以外の誰もが成し得なかった斬新な構図は、その水の世界に人々の視線を引き込む効果をもっている。(付属解説書から抜粋)
馬淵明子(第10代国立西洋美術館館長、美術史家)

飾りやすい正方形の画面に特製の金箔額が作品の存在感を引き立てます。
モネならではの引き込まれるような鮮やかで重層的な色彩が、和洋問わずどのようなお部屋も美しく彩ります。

■国立西洋美術館の礎となった松方コレクションを代表する一枚。モネの集大成といわれる、現在オランジュリー美術館が所蔵する大装飾画の構想のなかで生まれた、貴重な作品です。

■原画所蔵元の国立西洋美術館から正式に提供された画像を使用。当社独自の複製技術「彩美版」に職人によるシルクスクリーンを施し、高い技術力で原価の持つ魅力を表現しています。

■印象派を代表する画家モネの代名詞というべき「睡蓮」の世界を深く堪能でき、鮮やかで重層的な色彩が観る人の心を豊かにする一枚です。

*天然材料を使用し、一点ずつ手作りのため、寸法・重量などは、表記と異なる場合があります。
*作品の色彩など、カタログ/WEBサイトと現品で多少異なる場合がありますが、ご了承願います。
*当サイト掲載の写真・文章などの無断転写、複製、転載およびインターネットでの無断使用を禁じます。

彩美版とは:画材の質感と豊かな色調を再現するために生み出された新時代の画期的な技法による複製画です。最新のデジタル加工処理技術と高精度なプリントに、職人の手作業によるシルクスクリーンを施し、原画の持つ微妙なニュアンスや作家の筆遣いといった絵の鼓動までもが表現されています。(彩美版は共同印刷株式会社の登録商標です)

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送料 1,000円 
※ただし、北海道、沖縄、離島へのお届けは1,500円(税込み)です。
技法 彩美版シルクスクリーン併用
用紙 キャンバス
画面寸法 天地52.9×左右53.0cm
表装寸法 天地66.1×左右66.1×厚さ2.8cm
額縁 木製デコレーション金箔額(国産ハンドメイド)、アクリル付き
重量 約3.1kg
原画所蔵 国立西洋美術館
監修 国立西洋美術館
馬淵明子(国立西洋美術館第10代館長/美術史家)
発行 共同印刷株式会社

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