限定950部
「霊峰飛鶴」制作70周年記念 歌舞伎座新緞帳原画
白雲に柔らかく覆われた富士。瑞光を受けて飛翔する一群の鶴。それは国の平安を祈念し、清浄さに満ちた日本を思い続けた画家、横山大観がついに到達した理想の姿である。
1953年に描かれた「霊峰飛鶴」は85歳の老いた大観の澄み切った境地をみる作風である。金泥で刷かれた瑞光を背景に輝く富士の前に鶴が群れをなし飛翔している。これは、時の流れを示す絵巻表現に用いられる異時同図法であろう。まさに吉祥を表わしている。ちなみに1967年には国際観光年記念切手となった。
横山隆(横山大観記念館館長)
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