道の駅土山のリニューアルを記念作品です。滋賀県甲賀市の土山頓宮(とんぐう)の茶畑をスケッチし、信楽焼の象徴、たぬきのポンタくんが案内しているイメージです。日本の伝統芸術、多色摺り木版画技法・浮世絵を同じ技法で制作しています。
この作品は小品ながら11枚の版木を彫り、20回の摺りを重ねてようやく完成。茶畑の八十八夜にあやかって限定88部です。限定数を摺り終えると版木は焼却します。すべて限定番号と作品名、作家のサイン、落款が入っています。
あいわ活士
1957年京都市生まれ。染色の世界で意匠デザインや様々な技法を修得し、オリジナル作品を京都新作会で発表。現代版画家の企画作品制作をプロデュースするなど活躍。木版画の彫り摺りの技術を独学で修得。滋賀県在住。