中島千波「石部の櫻」<額>
中島千波「石部の櫻」<額>
中島千波「石部の櫻」<額>
中島千波「石部の櫻」<額>
中島千波「石部の櫻」<額>
中島千波「石部の櫻」<額>
中島千波「石部の櫻」<額>
中島千波「石部の櫻」<額>
中島千波「石部の櫻」<額>
中島千波「石部の櫻」<額>

中島千波「石部の櫻」<額>

限定150部

大河の歴史を見守る、桜の名木

 

石部の桜


福島県には、三春の桜を筆頭に上石の不動桜、地蔵桜、永泉寺の桜、愛蔵寺の護摩桜、本久寺の桜等々と全国の老樹桜は、福島県と長野県が圧倒的に多い気がする。また、それぞれが独特な味わいと表情を見せてくれている。石部の桜は、郷さくら美術館のオーナーの故郷であることから特別に依頼されて四曲屏風に描いた作品である。樹齢は650年以上と言われているが中心木がなく蘖(ひこばえ)が根元からたくさん生えそれらが大きくなった桜で、なかなか見応えのある名木の桜である。

中島千波

 

桜の肖像を描き続ける「平成・令和の桜守」
「桜の千波」としても知られ、全国各地に生きる桜の姿を描き続けている中島千波画伯。画伯が見つめているのは、長い時を超えそこに樹が存在している意味そのものです。人々に守られながら、春夏秋冬の繰り返しを経て生き続けてきた桜。土地とともに生きてきたその姿には、1本ごとに違う歴史が刻まれています。そうした桜の持つ内面までもみつめ、数多くのスケッチを描き、まるで肖像画を描くように写しだす中島画伯はまさに「平成・令和の桜守」であり中島画伯が描く桜図は春の景観としての美しさにとどまらない、存在そのものの美しさを感じさせてくれます。

 

会津の名木「石部桜」
福島県会津若松市に咲く石部桜は、薄墨桜、虎の尾桜、大鹿桜、杉の糸桜と並ぶ会津五桜の1本として知られ、会津出身の教育者、新島八重がテーマのドラマのオープニングで使用されたことでも話題となったエドヒガンザクラです。16世紀に会津の守護として支配を確立した葦名氏の重臣であった石部治部大輔(いしべじぶだゆう)の庭にあったと伝えられることからその名のついた石部桜。古くは寛文6年(1666年)に編集された「会津風土記」にもその名が名木として記され、その姿に魅せられた人や歌人によって歌に詠まれるなど、長きにわたり人々に愛されてきました。古より日本人に、春の象徴としてだけでなく、精神性の象徴としてもとらえられてきた桜。石部桜もまた会津の地に根を張り、時代を生きる人々を見つめ、見つめられて今なお美しい花を咲かせ続けています。

 

命巡る「蘖」の樹
石部桜は、樹高約11メートル。中心となる幹はなく、木の根元から芽が育ち新たな木となる「蘖(ひこばえ)」が成長して枝葉をつけたもので、約20メートルになるという枝張によって独特のたたずまいを見せます。
根が生き続けることにより新たに芽が生まれ、命をつなぐという、生命力の象徴でもある蘖。複数の蘖で構成される石部桜は、樹齢約650年という老木でありながらそこにめぐる生命の躍動が感じられる名木です。

 

彩美版プレミアムで引き出される「石部の櫻」の魅力
「石部の櫻」彩美版プレミアムは、中島千波画伯に、アクリルパネルを通して感じられるクリアな美しさに、新たな作品鑑賞の形としての新鮮な魅力をご評価いただき完成した新たな複製画です。鮮やかな緑の地面から立ち上がる複数の蘖と画面全体に咲き広がる可憐なピンクの桜の花。本紙と直接貼合されたアクリルパネルが、ふわりと優しい桜の空気を包み込み、和洋問わず飾る場所を明るく彩ってくれます。中島画伯の正式認可と監修を得てお届けする、限定150部のみの貴重な複製画をぜひお手元でご賞玩ください。


作品解説】
「石部の櫻」に寄せて
日本画家・中島清之の三男として生まれた中島千波は、慣れ親しんだ父・中島清之やその友である速水御舟に惹かれてゆき、写生を大切にした制作を重ねて花鳥画の礎を築いていった。しかし、父親の真似などはせず、自分自身の絵の世界を追求した。初期は、ルネ・マグリットに影響を受けた作品や、人物画を中心に制作しており、古典的な画題である桜の制作を敬遠していたという。しかし、速水御舟「春の宵」、奥村土牛「醍醐」の桜の絵に影響を受けて、中島千波も桜の作品を制作するようになった。制作のために常に写生を大切にしており、毎年桜前線を追うように全国の何千にもおよぶ桜の取材地を巡っている。常に対象を観察し、生態やその構造を把握した上で、「写生の積み重ねからしか良い作品はできない」と語って制作を続けている。「石部の櫻」もその過程を経て制作されたものである。

郷さくら美術館(付属解説書から抜粋)
 


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彩美版プレミアム
「彩美版プレミアム」は、作品の繊細な色合いや鮮やかな発色を効果的に表現するために生み出された技法です。長年の経験により培われた画像処理技術を施した高精細デジタルプリントを、職人の熟練した手業によりアクリルガラスと貼合(てんごう)。光沢感のある透明アクリルガラスは、作品をより美しく華やかに彩りながら、貴重な作品を保護し、紫外線による退色や酸化による劣化も軽減します。

*天然材料を使用し、一点ずつ手作りのため、寸法・重量などは、表記と異なる場合があります。
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※ただし、北海道、沖縄、離島へのお届けは1,500円(税込み)です。
技法 彩美版プレミアム
画寸法 天地32.5×左右65.2cm
額寸法 天地47.5×左右80.0×厚さ3.5cm
額縁 特注浮き出し加工木製額
重量 約3.85kg
限定 150部
監修 中島千波
解説 郷さくら美術館
原画所蔵 郷さくら美術館
証明 著作権者の承認印が額裏添付の奥付に押印されます
発行 共同印刷株式会社

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