限定制作240部
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歓喜に満ちた春を感動とともに描ききった、巨匠 片岡球子の傑作
比類なき独自の画境を築きあげた天才画家が全身全霊で描きあげた美しき春の富士
■1年を通してお飾りいただける絢爛華麗な吉祥の「農鳥の富士」
■著作権者正式認可のもと真正に制作
■限定240部のみの特別限定版リトグラフ作品
■本金箔、本金砂子、プラチナ泥をぜいたくに使用
■巨匠作品にふさわしい高級感ある金泥仕上げ額を採用
歓びと幸福に満ちた「祝祭の富士」――片岡芸術の神髄
松に桜、そして梅に椿と、色とりどりに咲き誇る吉祥花を従えて、銀色の空のもと佇むのは日本美の象徴、霊峰富士。その山腹には春を告げる鳳凰が羽ばたいて……。
一目見て心奪われる作品を描いたのは、比類なき独自の画境を築き、女流画家として3人目となる文化勲章受章の栄誉に輝いた、日本画家、片岡球子画伯です。80年におよぶ片岡芸術の代表的な主題として「面構え」「裸婦」「富士」が有名ですが、なかでも「富士」は、晩年にいたるまで全身全霊、全知全能を賭して取り組まれたテーマで、美術評価をして「祝祭の富士」といわしめるほどに既成概念を突き破る、だれにも描きえない強烈な個性を表現して余りある「富士」です。
咲き誇る花々に荘厳された吉祥の「農鳥の富士」
本作の画題となった「農鳥」とは、富士山の山肌に現れる残雪の形のひとつで、例年4月から5月にかけて7合目から8合目付近(標高2900〜3000メートル)の北西斜部に出現する鳥の形(鳳凰)をしていることからこう呼ばれています。
富士山麓に春の訪れを告げる風物詩として、地元では古くから農家が田植えなどを始める時期の目安とされ、また冬の強風で周囲の雪が吹き飛ばされることで1月や2月に現れることもあり、その形が鳳凰に似ていることから「新春の農鳥(鳳凰)」として尊ばれてきました。
本作はそんなめでたくも神々しい新春の富士を色とりどりの吉祥花で荘厳した、数ある片岡画伯の「富士」のなかでも、豪華さ、華やかさ、そして堂々とした力強い特筆に値する名品中の名品です。
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