手張り本金箔シルクスクリーン
中島千波画伯サイン・エディションナンバー入り

瀟洒な金泥仕上げの高級額装にてお仕立ていたします。
ご自宅はもとより、大切なお客さまをお迎えするオフィスやロビーなどに、一年を通してお飾りいただける格調高い芸術作品です。

「桜を描いては当代一」天下人ゆかりの名桜を、
壮麗優美に描いた中島千波芸術の傑作

1983年、岐阜の薄墨桜に出会って以来、「桜の肖像画家」として全国各地の名桜を描き続け、圧倒的な人気と揺るぎない地位を築かれた、現代日本画の偉才　中島千波画伯。
「醍醐寺三宝院枝垂櫻吹雪」は、豊臣秀吉が晩年に催した「醍醐の花見」で知られる、世界遺産・醍醐寺三宝院門前で艶やかに咲き誇る「太閤しだれ桜」こと、大紅枝垂れ桜を、邯鄲の夢のごとき生涯をおくった天下人の姿に重ね、圧巻のスケールで描き上げた傑作。はかなくも力強い名桜の迫力を余すことなく花びら一枚一枚まで丹念に描き、円熟の境地でシルクスクリーン作品として再現いたしました。満開の折に風が吹けば花びらが舞い、その桜吹雪は見事なものです。
そんな天下人をも魅了したであろう圧倒的な美と対峙した画伯の震えるほどの感動が観る者の心に迫ります。

「深雪山帰るさ惜しき　今日の雪　花のおもかげ　いつか忘れん」
絢爛豪華な本金箔を背景に、圧倒的迫力で再現

空前絶後の花見の宴「醍醐の花見」。秀吉自らが何度も下見を行い、殿舎の造営や庭園の改修を指揮し、醍醐山の山腹にいたるまで伽藍全体に700本もの桜を植樹したといわれています。そのさまを雪にたとえた秀吉は、感動のあまり今日の桜を生涯忘れまいと歌にも残しているほど。そして現在、秀吉が精魂込めて造営した三宝院の大玄関前には、「醍醐の花見」もかくやと、樹齢160年からなる通称「太閤しだれ桜」が天下人一世一代の宴を今に伝えています。
本作は、2001年に四曲一双屏風として制作された原画をもとに、34版34色の迫力あふれるワイドサイズのシルクスクリーン版画といて制作されたもの。背景には手張りによる本金箔がふんだんに施され、画面全体を覆いつくすほどの桜花とあいまって観る者を幽玄の境地へと誘います。作品には、画伯直筆のサインと落款が入れられ、金泥仕上げの豪華木製額に収めてお届けします。