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「文化生活」11月号特集 山種美術館
            ――
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11月号の特集
未来への「種」を育み続ける日本画の殿堂
――東京・広尾 山種美術館

「絵は人柄である」を信念に、多くの著名な日本画家と交流した山種二(1893〜1983年)。
横山大観からの「世の中のためになることを」の言葉をきっかけに創立された山種美術館。
「美術を通じて社会・文化に貢献する」という種二の理念を継承する館長の山妙子さんに話を聞きました。

――山種美術館の設立経緯について聞かせてください。

 日本初の日本画専門美術館として1966年7月、東京・日本橋兜町で開館しました。創立者は、祖父の山種二(山種証券〈現SMBC日興証券〉創業者)で、当時は山種証券本社ビルにありました。
 種二は群馬県の出身で、奉公先の主人が床の間の江戸琳派の軸を掛け替えるのを手伝いながら、自分も将来はこのような絵を持ちたいと考えていました。大正末期に独立し、江戸琳派の酒井抱一が描いたという掛軸を購入したのですが、後に偽物だとわかり大変なショックを受けたようです。
 それからの種二は、同時代の画家の作品を購入すれば偽物をつかまされることはないと考え、様々な展覧会を見て回って目を養い、「絵は人柄である」という信念のもと、多くの画家たちと親しく交流しました。
 空襲で自宅が焼けてしまった横山大観には熱海の別荘を提供したり、川合玉堂には疎開先まで米を届けたり、上村松園、松篁(しょうこう)が京都から上京した際には手厚くもてなしたりしたようです。戦後、種二が葉山の別荘を貸した山口蓬春(ほうしゅん)は、その地をいたく気に入りアトリエまで新築しています。また、奥村土牛のように、当時は知名度が高くなくても、種二が将来性を信じて支援した画家もいました。
 そんなある時、特に親しかった横山大観から、「金儲けも結構だが、このへんでひとつ世の中のためになるようなことをやっておいたらどうですか」と言われていたことをきっかけに、1965年に山種美術財団を設立し、翌66年、山種美術館を開館しました。当初は個人で蒐集(しゅうしゅう)した作品が中心でしたが、その後も東山魁夷らに作品制作を依頼するなどコレクションを充実させていきました。

――重要文化財を含め、速水御舟(ぎょしゅう)の作品を数多く所蔵されています。

 安宅産業所蔵の速水御舟作品を76年に一括購入し、種二がすでに持っていた15点と合わせ120点の御舟作品を所蔵するに至りました。同年開催した「速水御舟展」には、35日間に約8万もの人が来場し、新聞にも取り上げられるほどの社会現象になっています。 短い活動期間で、生涯を通じてひとつの様式にとどまることなく画風を変えていった御舟ですが、40歳で急逝し、展覧会や画集も少なく、人目に触れる機会があまりなかったため幻の画家などとも称されていました。
 77年には、当館所蔵の『炎舞』(1925年)と『名樹散椿』(1929年)の2点が国の重要文化財に指定されています。

――日本画の魅力と、重要文化財など貴重な作品の保存や展示についてのご苦労は?

 日本画には、季節の移ろいや自然の美しさなど、日本人独特の美意識や感性が息づいています。また、岩絵具や紙、絹といった天然素材の美しさを生かした表現も魅力です。特に岩絵具は、鉱物を細かく砕き粒子状にして用いるため、独特の質感があります。ぜひ間近でご覧いただきたいですね。
 当館では、速水御舟のほかにも、竹内栖鳳(せいほう)の『班猫(はんびょう)』(1924年)など計6点の重要文化財を所蔵していますが、これらをはじめ日本画には、天然の素材であるが故の極めて繊細で傷みやすいという性質があります。光に弱いため、作品を万全に保護できる照度を保ちながら複数の照明器具を効果的に組み合わせて、絵の質感や色の魅力を最大限に見せる工夫をしています。温度や湿度を一定に保ち、必要な場合には修復を施すなど、常に保存と公開という相反する使命に苦心しています。
 日本画は敷居が高いと思われがちですが、実際はそうではなく、どなたにとっても親しみやすいものだと思っています。ですから展覧会のテーマやタイトルにも十分気を配り、作品解説についても、学芸員が研究の成果として書いた論文のようなものではなく、高校生が読んで容易にわかるような内容と表現を心掛けています。
 1階のカフェでは展覧会ごとに、展示作品をイメージした和菓子を5種類ずつご用意しています。限定の和菓子目当てのお客様が、ついでに展覧会をご覧になるという、そのような日本画鑑賞の入り口があってもいいと考えています。さまざまなきっかけを通じ展覧会にお越しいただくことで、日本画に触れていただきたいです。……


――続きは、パンフレット「文化生活」でお楽しみください。

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